うざい先輩看護師に出会ったら?怖い・嫌いを塗り替える考え方
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どの職場にもうざい先輩看護師がいるものです。

そうはいっても、それだけで辞めるわけにもいきませんよね。

願ったとしても先輩がただちにいなくなるわけではありません。

唯一即効性があるのは、あなたの考え方を変えることです。

あなたのとらえ方を変えることで、怖くて嫌いな先輩が、頼もしくて大好きな先輩に変わることもありえます。

うざい先輩看護師に出会ったら?怖い・嫌いを塗り替える考え方

怖い・嫌いの塗り替え方 ステップ① 違う一面に気づく

どんな人にも良い部分と悪い部分があります。

しかも、それは何をしているか、どこで働いているかによって簡単に変わってしまいます。私たちはよくこんな話をしませんか?

「あの人は看護師としてはダメだけど、友達だったらいいよね。」

職場では怖い先輩だったとしても、友人としては、とても頼りがいのある人かもしれません。

このように人は多面的な存在だということを意識すると、いつもは怖いだけの存在、嫌いな要素しかない先輩の違う一面に気づけるようになります。

 

怖い・嫌いの塗り替え方 ステップ② すべては自分自身が考えたこと

そうはいっても、怖いものは怖いし、嫌いなものは嫌いだという人もいるでしょう。

自分が申し送りをするときは、いつもネチネチと突っ込んでくるとか、いつも機嫌悪そうにしているとか、自分に都合のいい仕事ばかりして、めんどうくさいことは押し付けてくるとか、男性スタッフへの態度と女性スタッフへの態度が全然違うとか、色々な嫌な面が見えると、もう感情的に受け付けなくなります。

一緒の夜勤だとか、今日のリーダーはあの先輩だ、というだけで胃が痛くなり、気分は落ち込みますよね。違う見方をしようにも、圧倒的な嫌さを前にして、良い面も見るなどやる気にもなりません。

 

このような気持ちになるのはよくわかります。

しかし、それにもかかわらず、その先輩像はあなたが描いたものに過ぎないのです。

なにかきっかけはあったと思います。何かのときに怒られて恥ずかしく思ったとか、先輩が仕事をさぼっているのを目撃したとか、周りの人が先輩のことを悪く言っていたとかいうエピソードはあったと思います。

ですが、そういう場面を切り取って、過去の記憶や自分の価値観と結び付け、「怖い」先輩、「嫌い」な先輩として解釈し、その考えを受け入れたのは、まぎれもなくあなたの頭です。

 

怖い・嫌いの塗り替え方 ステップ③ 見方を変えるためのスモールステップ

このように一旦「怖い」先輩としてあなたの頭にインプットされてしまうと、それ以外の先輩像をなかなか受け入れられなくなります。

 

実際のところ、面倒見がよく、おちゃめな側面もあるはずの先輩の一側面をとって嫌うのはフェアじゃないと思いませんか?

あなたの頭に固く定着した、先輩像を覆すのは簡単ではありません。実際、日々の業務なのかで、先輩の怖さ、嫌いさは更新され、強化されているのです。

「やっぱり嫌いだわ。」というエピソードはいくらでも出てくるはずです。

ですから、いきなり「好き」になる必要はありません。

なにごともスモールステップが大切です。

少しずつであれば、あなたのなかの「怖い先輩」像を変えていくことができます。

最初に、先輩を受け入れることから始めましょう。

どんなに価値観が違っても、同じ職場で一緒に働く仲間であると考えることができれば、塗り替えはなかば成功したようなものです。そして、次に、ひとつでよいので、いいところを見つけてください。

怖い・嫌いの塗り替え方 実例

私自身が経験したわかりやすい実例を紹介したいと思います。

その先輩は、とにかく後輩に厳しい人でした。

リーダーをすれば細かいことをネチネチと聞いてきて、答えられな変えれば「ふん」と言って終わりです。

夜勤になれば、イライラをまき散らし、勤務希望には、自分の都合ばかり優先して希望を出しと、いいところなんて何一つない暴君みたいな存在でした。

みんなその先輩が嫌いでしたし、師長や主任も扱いに困っているように見えました。

 

私は直接その先輩の攻撃対象になることは少なかったのですが、やっぱり一緒の勤務は苦痛でした。

看護師として尊敬できるところが何もないように見えたからです。

そうはいっても、一緒にはたらく仲間だしとある時腹をくくって、その先輩のいいところを探し始めました。

すると、不思議なことに色々と見つかり始めました。

実は、その先輩の記録はとてもよく書けていたのです。

観察項目やアセスメントは簡潔に漏れなく書かれていました。

 

実は、この先輩が嫌われる一因として、ナースコール対応や、おむつ交換などのいわゆる外回り的な業務をさぼりがちだといって嫌われていたのですが、そのあまった時間で、とてもしっかりした記録を書いていたわけです

これは一面的に評価できないことの例です。

 

私はある時、その先輩の記録の素晴らしさをほめてみました。

すると、思いのほか先輩は喜んでくれました。

そして、先輩は、職場の問題についてあれこれと語り始めました。

看護師のアセスメント力の低さや、環境整備に対する意識の低さなどに憤っているようでした。

後輩に当たり散らすばかりで、自分はさぼっているという認識だった先輩像がそこで崩れました。

 

実は、看護に対して熱い思いを持っていて、正義感の強い先輩であるという新しい先輩像が生まれたのです。

このエピソードによって、「怖い先輩」像がなくなったわけではありません。

やっぱり嫌なところは嫌なままです。

けれど、それだけじゃないということの気づきは大きく、自分と関わるときは、私にとってよい面を引き出していくということを意識することで、先輩との関係は大きく改善していきました。

実例として紹介したのは、比較的単純な例でしたので、実際には、もっと入り組んでいて、そう簡単な話じゃないよという人も少なくないと思います。

ですが、原則は、以上書いてきたことになるかと思います。

これは、あなたの経験年数とか知識は関係ありません。

周りの人がその先輩をどう思っているかも含めて、あなたの考え方次第なのです。

まとめ

もし、あなたの先輩に対する考え方が塗り替われば、不思議なことに、周りの先輩評価も変わってきます。というより、ただただ嫌いだったときは、先輩の悪い評価しか聞こえませんが、そうではない評価も聞こえてくるようになるのです。

繰り返しますが、いきなり嫌な先輩が好きな先輩になるようなことはありません。

無理にいい先輩だと思いこもうとしても、反動で、やっぱり嫌なやつだとなるだけです。ほんの少しでいいので、「怖い」先輩ほど、その先輩のほんのちょっとしたよいところを見つけ、それをメモしたり、本人に伝えたりしてみてください。たとえ、反応がなかったとしても確実に変わっていくはずです。みなさんの健闘を祈ります。

 

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