看護師のアクシデントは辛い!辞めたい気持ちと向き合う方法
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看護師は患者の命に関わる仕事をしています。

看護師として働いているみなさんならきっと共感できることからと思います。

日々の業務がいかにのんびりと、なにごともなく過ぎていっていたとしても、突然事故は起こりますし、容態の急変も起こります。

それはそれで常に構えていないとならないことですが、もし、その事故や急変に直接自分が関わっていたら、つまりアクシデントの当事者が自分だったら、本当につらい状況におかれてしまいます。

少なくない人が辞めたいとまで思うと思います。今回は、そんな気持ちに向き合う方法をご紹介したいと思います。

看護師のアクシデントは辛い!辞めたい気持ちと向き合う方法

看護師のアクシデントとは

少し確認になりますが、たとえば患者が転倒したが外傷はなかったとか、食前の血糖値を測り忘れたとか、誤った医療行為があっても、それが患者に影響を及ぼさないか、軽微な影響にとどまったものをインシデント、もしくはヒヤリ・ハットといいますね。

 

こうしたちょっとしてミスでも、やはり起こした当事者は、落ち込んでしまうものです。

新人が慣れてきたころに、よく起こしますし、経験があっても、つい起こってしまうのがインシデントです。

 

一方アクシデントは、いわゆる医療事故にあたります。

事故のために、患者(もしくは医療従事者)に治療が必要であったり、障害が残ったり、死亡したりした場合のことをさします。

このうち、医療従事者側に過失があった場合を医療過誤と言います。

 

たとえば、同じ転倒でも、急性硬膜下血腫を起こして緊急手術が必要になったとか、人工呼吸器の挿管チューブが抜けてしまったとか、患者に大きな影響を与えるように事故のことです。

たとえ、あなたが法的になんら過失がない事故であったとしても、その時の担当看護師だったりすれば、なぜ防げなかったのかと悔やんだり、責めたりしてしまうことでしょう。

 

看護師のアクシデントが起きた時の対応

アクシデントが起きたときは、まずは患者の安全確保と必要な処置を速やかに行うことです。

医師への報告も含めて迅速に行い、患者への影響が拡大しないように努めなければなりません。

当然一人で対応せず、すぐに応援を呼びましょう。自分自身が気が動転しているのであれば、冷静に対応できるスタッフに変わってもらう必要もあります。

 

私自身もアクシデントとまではぎりぎりいきませんでしたが、とても痛い経験があります。

看護師3年目だったと思いますが、寝たきりの患者さんに対して、体位ドレナージをしていました。

排痰援助のために、前傾側臥位という体位にして、貯まった痰を出すことを試みていたのです。

知識も増えて色々試してみたかった時期でした。

15分くらいして見に行くと、患者さんは、ほぼうつ伏せになってクッションが口元にあたり、口腔内に貯まった痰とクッションで窒息しかけていました。

すぐに、応援を呼び、事なきを得ましたが、大いに反省し、また落ち込んだ経験でした。

 

看護師を辞めたい気持ちがわいてきたら

患者の命を守る仕事をしているのに、逆に危険にさらしてしまったという事実は、看護師にとって本当につらく、多くの人がもう辞めてしまいたいと思ってしまいます。

こういうとき、どうやって気持ちを整理していけばいいのでしょうか。

 

思いを表出する

自分の対応が悪かったと自分を責め、殻に閉じこもってしまうのはよくありません。

できれば、一緒に働く同僚と気持ちを共有できるとよいでしょう。

同僚たちはきっと、たまたま自分が当事者にならなかっただけだと思っていますし、あなたと気持ちを通わせたいと思っているはずです。

もし、それができないのであれば、個人情報に注意が必要ですが、カウンセリングを受けたり、家族に聞いてもらうなどもしてみましょう。できれば誰かに聞いてもらうのがいいですが、ノートなどに思いを書きつけるのもよいと思います。

 

これからのことを考える

起こってしまったことは元には戻せません

ですから、過去のことをくよくよと悩んでも何もよいことはありません。

大切なのはこれからです。

そんなことを言っても気持ちの整理がつかないのにこれからなんてと思うかもしれませんが、そうならないために、しっかり自分の思い、感情を吐き出しておく必要があるのです

 

これからのことというのは、同じような事故を起こさないようにするために、できることを考えるということです。

知識の補強や、業務内容の改善などを提案し、職場全体で取り組めるようにしていきます。

少なくとも、自分自身は決して同じことを繰り返さないと決意し、考え、行動に移していきましょう。

こうした行動だけが、あなたの辛い気持ちを和らげてくれますし、事故に対して向き合う勇気を与えてくれるのです。

 

まとめ

誰にでもアクシデントは起こります。

でも、それは成長のチャンスでもあります。そこでなんとなくやり過ごしたり、蓋をしてしまうのではなく、しっかりと向き合うことで、看護師として大きく成長していけます。共にがんばりましょう。

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