透析看護師の必要なスキルは?お給料や気になることをお伝えします。
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透析看護というと、病棟で働く看護師さんには馴染みの薄い分野だと思います。

ですが、透析看護のスキルを身につけることによって、看護師としての専門性が深まるだけでなく、働く場所も広がる可能性があります。

今回は、透析看護師に必要なスキルと、お給料など気になることを紹介していきたいと思います。

透析看護師の必要なスキルは?お給料や気になることをお伝えします

透析とは?

透析とは、腎不全末期の患者の延命治療です。

透析器を使って患者の血液を抜いて、余分な水分と不要な排泄物を除去し、体内に戻します。

いわば透析は、機能しなくなった腎臓のかわりの機能を果たすのです。

透析看護師に求められるスキルとは?

透析室には、看護師以外に、医師や臨床工学技士が在籍し、一緒に働きます。

看護師は、臨床工学技士とともに、透析器の準備を行います。患者が到着すると、バイタルサイン測定を行い、シャントと呼ばれる、透析のために腕につくった人工血管に穿刺します。

この穿刺は、16G前後の太い針を使いますし、患者それぞれ血管の特徴がありますので、非常に緊張する場面です。

 

穿刺後は、透析回路とつないで、透析を開始します。

その日の体重に応じて、抜く水分量を設定し、途中血圧低下などの異常がないかを常に監視していきます。

穿刺と透析器の管理という他にはないスキルを習得する必要があります

透析は一般的には週に3回行い、一回あたりの透析は3~4時間かかります。

 

この間に患者とコミュニケーションを取り、必要な生活指導も行います

透析患者は若い人も少なくありませんし、働きながら透析を受けている人も珍しくありません。

透析についてとても真剣に学び、医療者以上に詳しい知識を持っている人もいれば、なかなか生活習慣を改善できない人もおりさまざまです。

 

こうした多様な患者層に対して、限られた時間の中で、患者一人ひとりにあった生活指導を提案していくためには、深い患者理解が求められます

透析は一生行うものであり、患者との付き合いも長くなります。

透析室というワンフロアでの職員の動きや個性、力量は透析患者には丸見えであり、そうした中で信頼関係を築いていくためには、真摯な姿勢が必要です。

 

透析看護師の年収は?

透析看護師の年収は施設によりますが、夜勤がない分、病棟看護師より少なくなるケースが多いと思います。

 

ただし、透析専門クリニックなどでは、高収入を期待できる施設もありますし、透析看護認定看護師や透析療法指導看護師、透析技術認定士等、透析に関連する専門資格を取得することで、収入アップを期待できます。

お金

 

透析看護師のメリットは?

透析看護師のメリットは、透析スキルを身につけることで、どんな場所に行っても透析室や透析クリニックで即戦力として働けることです。

配偶者の転勤や子育てなどで引っ越したり、働き方を変更する場合でも、透析室のない地域はありませんので、高待遇で働くことができます。

また、透析は、時間が決まっていますから、緊急入院や急変で残業ばかりの病棟と違い、定時に帰宅できる施設が多いでしょう。

準夜に近い勤務のある施設もありますが、基本的には日勤業務ですから、夜勤ができない人やしたくない人に向いています。

透析看護という奥深い分野の専門性も高めることができます。

 

様々な患者がいますが、患者に合った生活指導を提案し、その成果が出た場合、非常に大きなやりがいを感じることができます。

様々な面でメリットが大きいと言えます。

 

透析看護師のデメリットは?

デメリットは、良くも悪くも患者との人間関係が濃くなることでしょうか。

患者のことを深く知り、関わることができる一方で、患者もまた、看護師の性格や技量を知っていきますので、表面上の付き合いができなくなってきます。

 

スタッフ間でもワンフロアでチームとして動いていきますので、よいチームであればいいのですが、人間関係がこじれると居づらくなりやすい環境かもしれません。

数少ないデメリットとしては、こうした深い人間関係に起因した難しさでしょう。

 

他には、先ほど紹介した、穿刺や透析器の管理など専門性が高く、危険度も高い手技を習得する難しさや、責任の重さなどから緊張感の高い職場とも言えますので、慣れるまでは大変だと思います。

 

まとめ

カフェ

透析看護について紹介してきました。

馴染みの薄い分野ではありますが、年齢や地域によらず働ける、お勧めできる分野です。

これから透析看護師を目指す人は、ぜひ教育体制のしっかりしている施設を選んでみてください。

穿刺や透析器などの専門スキルと透析に関する知識は必要ですが、しっかりと教えてもらいながら取り組めば、誰でも必ずできるようになります。

透析看護の世界でお待ちしています!

 

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