看護師の中途採用はいじめ対象?嫌がらせを乗り越える方法!
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せっかく前職を辞めて、心機一転新しい病院で働き始めたのに、いじめに合ってしまったらとてもつらいですよね。

今回は、そうした嫌がらせを乗り越える方法を紹介していきたいと思います。

看護師の中途採用はいじめ対象?嫌がらせを乗り越える方法!

いじめが起こりやすい看護師の職場

看護師の職場はいじめが起こりやすいと言われていますが、どうしてそんなことになるのでしょうか。

 

多忙

看護師の仕事は忙しいですね。

通常の業務だけでも、申し送りがあって、検温して、保清して、検査に行って、食事の介助をして、手術の準備して、記録して、おむつ交換してと、この人数でどうやっても時間内で終わらない業務があります。

 

そうしたルーチン業務に加えて、入院をとらないといけないし、医師の処置の介助についたり、医師の説明に同席したり、看護計画を評価したり、多職種カンファレンスに参加したり、委員会に出席したり、患者の悩みやクレームを聞いたりと毎日色々な行事が入り込み、瞬く間に時間が過ぎていきます。

多くの看護師は、そうした時間の合間で新人を指導し、実習生を受け入れ、研究を行っているわけです。

こうして書き出しているだけで、どうしてこんなたくさんのことを詰め込んでいるんだろうと不思議な気持ちになりますね。

 

気を遣う

多忙なだけならまだいいのです。学園祭前夜のような慌ただしさを楽しめる人は多いと思います。

みんなで盛り上がって忙しさを楽しむこともできます。

しかし、看護の現場でそれは許されません。

 

看護師は、色々な関係者に気を遣う仕事です。

気を遣うこと自体は悪いことではありませんが、縛りが強いと言い換えるとちょっとわかりやすいかもしれません。

看護部長を頂点とした上下関係に加えて、医師を頂点とする各診療科の指示も受ける必要があります。

その他様々な職種とのやりとり、調整をしていくのも看護師が担当する機会が多くなります。当然患者との関係においても様々な要望に応えなければなりません。

 

チーム医療とか多職種カンファレンスというのは、大切ですが、様々な専門分野通しの意見を調整するのは大変です。せっかく調整しても、声の大きい医師の一声で方針が変わったりすると、徒労感も大きくなります。

 

これら気を遣う要素がたくさんあるうえに、昔ながらの看護師同士の関係も築いていく必要がありますから、とにかくずっと誰かに気を遣っていなければならないのです。

気を遣いたい人に遣うならいいのですが、怒られないために気を遣うのは本当に疲れます。

 

不規則な勤務と体調不良

病院看護師の多くは夜勤がありますが、夜勤は心身をむしばむことが医学的に証明されています。

ガンや心臓病、うつ、肥満、糖尿病などのリスクを高めます。

 

疲れが取れない、頭痛が治らない、生理不順、イライラするなども夜勤が影響している可能性もあります。

そのため、夜勤の疲労を残さないための方策が色々と提言されてはいますが、すべての病院で整備されているわけではありません。

 

人手不足から無理な夜勤シフトを組んでいる施設もまだまだ多いのではないでしょうか。

日勤は多忙ですし、夜勤は多忙な上に、体への負担も大きい。こうした勤務状況から慢性的に体調不良や気分不良になっている看護師は少なくありません。

 

閉鎖的で狭い視野

看護師は、100万人以上いる一大資格者で、様々な人がいるのは間違いありません。

ですが、病院という場所は、とても閉鎖的な場所です。それはある意味ではいいことです。

心身を病んだ患者さんが日常生活から離れて癒す場所なのですから。

しかし、そこで長く働いていると、一般的な感覚から少しずつずれていくことがあります。

病気に対する感覚も、ふつうの人とは違ってくることがありますよね。

 

そもそも、看護師になろうとする人は、まじめで、勉強がまずまずできて、チームワークを重視する人が多いと傾向にあります。

ですから、そうでない人は、溶け込むのに苦労したり、そもそも溶け込めなかったしがちです。

 

たとえば、後輩を指導するとき、過剰に怒る人がいます。

たしかに、看護師の仕事は患者の命に関わることですし、一人ひとりの看護師の知識や技術の未熟さが、大事故を起こすることが実際にあります。

ですから、後輩を指導すること、教育することはとても大切です。

しかし、この「患者のために」という大義名分のもとに、人格否定かと思うほどものすごく厳しく怒る医師や看護師がいます。

そこまでいかなくても、「和を乱す」存在をうとましく思ってしまいがちです。多忙で責任が大きく、閉鎖的だからこそ、寛容になれない風土があるのです。

 

嫌がらせを乗り越える方法?

 

ここまで、いじめが起こりやすい状況を長々と説明してきました。

そもそも看護師の職場では、いじめが起こりやすい構造があるということです。

「よそ者」である中途採用者にとって、いじめや嫌がらせにあうリスクは初めから高いのです。

 

よく、いじめられない対処法の紹介もありますが、そもそも、いじめは大した根拠もなく始まるものなので、いじめが起こりやすい環境にいたら、誰でも突然いじめの対象になってしまいます。

身も蓋もないような話ですが、合う人は合うし、合わない人は合わないという世界なのです。

 

ですから、嫌がらせを乗り越えられるかどうかも、新しい職場に合う人は、やがて乗り越えられるし、合わない人は、嫌がらせを受け続けるので乗り越えられないという理屈になります。

 

合わない場合は辞める

現実的な助言としては、頑張って乗り越えようとしても嫌がらせが止まらないならば、辞めるのがよいということです

中途採用の人にとっては、一度別の職場を辞めたり、しばらくブランクがあった上でせっかく就職した場所を辞めるのはつらいことに感じるかもしれませんし、自分を責めがちですが、決してそんな風に思う必要はありません。

 

看護師は求人はたくさんあり、就職自体は簡単にできますが、中に入ったら、もう一度内部試験があるようなものです。

そこで合格するかどうかで、嫌がらせが終わるか、続くかが決まります。

決してあなたの能力が低いからではありません。

ただでさえ、ストレスの多い職場で、嫌がらせまで受け続けるなんて拷問以外のなにものでもありません。

 

重要なことは、あなたが合う職場を見つけることです。

病院の常勤という働き方自体があなたに合っていない可能性があるのであれば、病院以外で探してみることもひとつの手です。

たしかに、常勤で夜勤もある病院看護師は給与も悪くはありませんし、それ以外の職場だと、どうしても給与は減ってしまうでしょう。

ですが、長い目で考えたとき、自分に合う職場を見つけるということの方が幸せなのではないかと私は考えています。

 

まとめ

嫌がらせを受けないためのノウハウの紹介もありますが、ノウハウだけでは乗り越えられないこともあります。

そもそもいじめが起こりやすい職場では、付け焼刃のノウハウは役に立ちません。

転職のストレスもまた大きく、多少嫌な職場でも、安定して働ける方が、経済的にも心理的にも安心できる場合もあるでしょう。

ですが、私自身は、自分に合う場所、安心して働ける場所を見つけることが、多少時間はかかっても大切なことではないかと思い、今回このような記事を書かせていただきました。 

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