看護師でいじめがつらいなら?自分を守る4つの方法とは?
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看護師の世界は、残念ながらいじめが少なくありません。

病棟やクリニックという閉鎖的な空間で、多忙で責任の重い仕事をしていますし、しかも、チームワークや和が重んじられますから、そこに当てはまらない人は容易にいじめの対象になってしまいます。

こうした傾向のある看護師の職場で、もしいじめを受けた場合に自分を守る方法をご紹介したいと思います。

 

看護師でいじめがつらいなら?自分を守る4つの方法とは?

 

いじめの定義

いじめとは、「自尊心を損なわせ弱体化させることを目的とした、執念深い、冷酷な、あるいは悪意のある企てによる、長期に亘って繰り返される不快な行為」とされています。

入江正洋「職場のパワーハラスメント : 現状と対応」『健康科学』第37巻、2015年、 23-35頁

 

相手が上司であろうと、同僚だろうと、あなたがこうした行為を受けたならば、いじめを受けているということです。

そして、あなたに仮に、何かしらの落ち度があったとしても、いじめを受けても仕方ないことにはなりませんので、毅然とした対応をする必要があります。

 

看護師のいじめ

 

上司からの場合

上司からのいじめは最も厄介です。同僚が相手であれば、上司に相談すればよいですが、そうもいきません。

自分が管理責任者のくせに、スタッフをいじめるのは非常に悪質です。

たとえば、スタッフ全員の前で、人格攻撃も含めた叱責を執拗に行ったり、職場の飲み会に誘わなかったり、勤務希望を認めないといったいじめは、自らの権限を悪用したパワーハラスメントでもあります

あるいは、自分からは動かず、周りのイエスマンを使って、隠然といじめてくるケースもあるようです。

気に入らないスタッフを辞めさせるように、自分は決して表には出ずに、陰険な嫌がらせをしてくるケースもあります。

 

同僚からの場合

上司からのいじめと本質的には変わりませんが、とにかく多様な形のいじめがあります。

物を隠して、なくした犯人に仕立て上げようとする犯罪めいたことから、集団で無視したり、セクシャルハラスメントを執拗に続けてくる(同性間でもあり得ます)、暴言を吐かれる、暴力を振るわれる、あからさまに自分にだけ態度を変えたりといった行為を長期にわたって続けることがあります。

新人看護師の内、仕事を覚えるのが遅いスタッフだったり、中途採用者など、新たに来た人がターゲットになることが多いようです。

 

対応方法

いじめには毅然と対応する必要があります。

子どもたちの学校などで度々いじめが問題になりますが、子どものいじめは大人社会の反映でもあります。看護師業界以外でもいじめはたくさん起こっています。

ただ、大人の場合は、きちんとした対応を取ることができますし、取る必要があります。

 

上司に訴える

同僚からのいじめは上司に訴えましょう。

上司がいじめの主体なのであれば、さらに上の上司に訴えます。録音やメモなど何かしら証拠がある方が効果的です。

 

よく、いじめられる方も悪いという言い方がされる場合がありますが、そんなことはありません。

看護師の職場はチームで動くので、人と違う動きをする人、同じようにできない人に対して厳しくなりがちです

ですが、それは互いに補完しあって働くのが本筋であって、いじめを正当化する理由にはまったくなりません。

また、あなたが我慢していつかいじめが終わったとしも、いじめのターゲットが別の人に移るだけかもしれません。

いじめの元を断つためにも、責任者である上司に改善を要求するのは大切です。

 

弁護士など外部の機関に相談する

職場でのいじめは労働問題です。

ですから、労働問題に詳しい弁護士に相談し、実際的な対処法を聞くのは有効です。

すぐに法的に訴えなくても、有効な証拠の集め方や、対処法などを知っておくだけで気持ちが楽になります。

弁護士への相談にハードルが高ければ、まずはカウンセラーへの相談からでもよいと思います。

電話相談なども積極的に活用し、まずは信頼できる第3者にあなたの思いと状況を聞いてもらいましょう。

いじめを受けると、「まさか自分がいじめを受けるなんて」と、いじめを受けていること自体を認められず、つい我慢してしまいがちです。その状況から抜け出すためにも、早めに相談することをお勧めします。

 

異動する

いじめをしている当人を罰してほしい思いもあるかと思いますが、手っ取り早いのは、職場の異動です。

同じ病院であっても、部署が変われば雰囲気は変わるものです。人間関係も、仕事の内容もかわり、気分も一新されますし、いじめもなくなります。

一定の規模以上の病院などであれば、考えてよい選択肢です。

 

退職・転職する

いじめを起こすように病院で働き続けても心身が摩耗するばかりですから、退職するのもひとつです。

もちろん、転職もストレスが高く、リスクもありますから、まずは、打てる手を打ってからでも遅くはないと思います。

 

まとめ

いじめは起こってはならないことですが、日常的に人の陰口などを言い合うことの多い看護の現場では、条件さえ整えば容易にいじめが起こってしまいます。

あなた自身が被害者にも加害者にもならないように、日ごろから風通しのよい職場づくりを心がけてください。

そして、もし被害者になるようなことがあれば、すぐに誰かに相談し、決してひとりで抱え込まないようにしてくださいね。 

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