透析看護師を辞めたい!患者のクセが耐えられないなら転職!
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透析看護師といえば、他の領域とはなじみがなく、あまりよくわからない人が多いのではないでしょうか。

 

太い針の穿刺や、患者との日々の関係が大変そうといった漠然としたイメージはあるものの、実際のところどんな感じなのでしょう。

実態と対処法をお伝えしたいと思います。

透析看護師を辞めたい!患者のクセが耐えられないなら転職!

透析ナース・穿刺はたしかに大変

穿刺というのは、透析を開始するときに、患者さんの血管に針を刺すことです。

透析をする患者さんは、腕にシャントと言う透析用の血管を手術してつくっています。

そのシャントに通常の針よりもずっと太い16Gを刺し、そこから機械で血液を脱いて、老廃物を濾過した上で体内に戻していくのです。

 

透析患者はそれを週2,3回行わなければ、命の危険にさらされますから、どうしてもしなければなりません。

穿刺も痛みますが、やらざるをえないのです。

 

そうした患者さんに、看護師としてめざすのは、できるだけ痛くなく、ミスのないように1発で穿刺することです。

ですが、シャントは患者さんによって色々ですし、何度も何度も穿刺されたシャントの中には、穿刺しにくいものもあります。

 

透析看護師は、そうした患者一人ひとりのシャントの状況を記憶し、その人にあったやり方で穿刺しているのですが、新人看護師にとっては、慣れるまでが大変です。

 

経験のある看護師でも、あの人の穿刺だけでは自信が持てないという風に相性もあるでしょう。

患者さんによっては、せっかちで早く早くと急かす人もいますし、一度失敗したら怒って「もうお前は刺すな」と穿刺させてもらえなくなるケースもないわけではありません。

このように、穿刺という業務一つの中で様々なエピソードがあります。

 

透析の機械の操作は緊張する

透析は透析器という機械を用いて行います。

この機械操作を間違えると、患者さんを危険にさらしますので、初めは大変緊張します。

もちろん慣れていくのですが、患者さん毎に交換するフィルターも大変高価ですし、扱いには注意が必要です。

透析室のルーチンは、先ほど述べた穿刺をし、機械を適切に操作し、透析が滞りなく終了できるように患者さんのバイタルをモニタリングすることです。

たしかにシンプルではありますが、患者さんにとっては命をつなぐために必要不可欠のものですし、看護の視点では、どこまでも掘り下げていくことができます。

 

透析患者との人間関係には気を遣う

職場の人間関係は、その施設によりますが、急性期病棟のようなバタバタとした雰囲気はありませんし、他の施設と比べてとりわけ人間関係が悪いという印象はありません。

一緒に働く臨床工学技士には男性が多いことも影響しているのかもしれません。

ただし、患者さんとの関係には気を遣います。当然ですが、透析患者さんには様々な方がおられます。

若い人もいますし、仕事をしながら通っている方もたくさんおられます。

人工透析を受けるには、週に2~3回、1回につき2~3時間休まず欠かさず受けなければなりません。

看護師から見ると、透析をしないと命にかかわるんだから仕方ないでしょと思うところですが、患者からすれば、やはり大変なことです。

自分で選んだとはいえ、やりたくてやっているわけではないからです。

ですから、患者さんとしては滞りなく、ストレスなく透析を受けたいわけです。

穿刺を失敗されるとか、対応が気に食わないスタッフがいると不機嫌になることもあります。

患者さんもいつも通っていますから、スタッフの人柄や力量、人間関係などを熟知しています。

 

できるならば気に入った人に対応してもらいたいのが人情ですが、どうしても相性はあるでしょう。

スタッフからすれば、相性の悪い患者さん相手では対応もぎこちなくなりますし、穿刺を失敗してしまうととても焦ってしまいます。

もし、怒られたりすれば汗が噴き出てしまうことでしょう。

 

中には、本当にクセの強い患者さんもいます。

スタッフに暴言を吐く人や、何度生活指導をしても守れない人もいます。

 

透析を導入することになった経過が、自業自得とも思えるような不摂生な生活習慣を送っていた方もいますし、透析導入後も、注意事項を守れず、刹那的に生きているように見える人もたしかにいます。

看護師としては、そうした患者さんとの対応に疲弊し、辞めたくなってしまうこともあるでしょう。

 

クセのある患者への対応

クセの強い患者さんには、一人ですべて対応しようとしないことです。

スタッフ間でしっかりコミュニケーションをとり、対応方法を検討しましょう。

どうしても相性が悪い場合は、担当を外してもらうのも一つの手だと思います。

 

透析看護師をそれでも辞めたくなったら

透析看護は、いわゆる病棟看護師とは業務内容が異なることが多く、病棟で働きたい人にとってはあまり長居したくない場所かもしれません。

また、病棟と違うのは、同じ患者と長年関係構築していくという特徴もあるので、それが負担になる人もいるでしょう。

 

もし、患者との関係が耐えられないほどつらいのであれば、職場を変えるのもひとつの選択肢です。同じ透析業務でも、施設が変われば雰囲気も患者も変わりますので、ストレスが減る可能性はあります。

看護師専用の転職紹介エージェントに相談し、転職候補先の情報をしっかり調べてから決めるのがよいでしょう。

 

 

まとめ

どんな職場でも患者との関係に悩みはつきものですが、透析の場合は、その付き合いが本当に長くなる分一旦関係がこじれると修復が難しくなりますよね。

距離を置く程度でなんとかなるうちはいいですが、耐えられなくなるくらいなのであれば、こちらから離れてしまうのがよいかもしれません。

慣れ親しんだ職場を離れるのはつらいかもしれませんが、逆によりよい職場がみつかるかもしれませんし、考え方次第な部分もあります。

透析看護という専門技術を活かして充実した看護師生活を送っていきましょうね。

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