看護師の試用期間での辞め方とは?ルールを守り円満退社する方法!
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看護師資格を取得し、就職したものの、どうしても合わない、辞めたいと思うことありますよね。

 

しばらく我慢して働くことで、やりがいや楽しさを見出せる場合もありますが、心身を病んでしまうほど辛いのであれば、早めに退職するのもひとつの選択です。

 

今回は、就職後の試用期間で辞める方法について説明していきます。

看護師の試用期間での辞め方とは?ルールを守り円満退社する方法!

試用期間とは

試用期間とは、新人が本当に働けるかどうかを確認する期間で、職場によって異なりますが、だいたい3カ月程度を試用期間としている病院が多いのではないでしょうか。

 

美容クリニックなど一部を除き、試用期間だからといって、特に待遇が変わるわけではありませんし、辞め方のルールが異なるわけではありません。

 

ただ、せっかく選考して入ってもらった新人に、すぐに辞められるのは、病院としては人手の面など様々な理由から避けたいと思っています。

 

辞める際のルール

辞める際には、一般常識として、ドラマではありませんので、突然辞表を突きつけるのは止めましょう。

 

また、最近は、辞める際の煩雑な手続きや人間関係の煩わしさから、退職代行サービスが出てきていますが、円満退社を目指すのであれば、ルールを守って退社の手続きを進めることをおすすめします。

 

ここでいうルールとは、法律だけでなく、就業規則や社会の慣例も含まれます。

 

法律

民法では「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者はいつでも解約の申し入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申し入れの日から2週間を経過することによって終了する。」(627条1項)と書かれており、2週間前までに退職届を出せば、退職できることになっています。

 

ただし、これは基本的には日払いアルバイトや派遣看護師の場合です。

 

月払い制の常勤看護師などは、

期間によって報酬を定めた場合には、解約の申し入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申し入れは、当期の前半にしなければならない。」(民法627条2項)

 

とされており、月末に退職したいのであれば、その月の前半には退職届を出す必要があります。

 

就業規則

法律とは別に、雇われている者が守らなければならないルールに就業規則があります。

 

就業規則がよほど理不尽な規定なのであれば、法律と照らし合わせて是正を求めることもありえますが、基本的には守らなければなりません。

 

就業規則では、多くの場合、退職の意向を1~3カ月前までに伝えなければならないと定めています。

 

それは、一人のスタッフが辞めるということは、その分、他の人を雇ったり、あるいは他の部署から応援をいれるなど、運営上の都合があるからです。

 

ですから、試用期間に辞めるということであれば、できるだけ早く上司に意向を伝える必要があります。

 

社会の慣例

法律にも、就業規則にも載っていませんが、慣例というものがあります。

 

日本全体で概ねみんなが了解している常識だったり、その地域や会社での常識だったりしますが、みんながそうあるべきと考えて守っているものです。

 

たとえば、退職する際には、いきなり退職届を出すのではなく、まずは上司に意向を伝え、了解を得てから退職届を出すなどです。

 

辞める際には、きちんとお礼を述べてから去るといったことも慣例かもしれません。

 

こうしたルールは、法律に書かれていないから守る必要はないと考える人もいるかもしれませんが、社会は法律のみで動いているわけではなく、こうした慣例によっても円滑な人間関係が維持されていますので、自分を守るという意味でも、慣例を守っていく意味は大きいでしょう。

 

ルールに守ることで得られるもの

ややこしいルールについて説明してきました。

 

こうしたルールを守ることは面倒ではありますが、メリットは大きいといえます。

 

試用期間に辞めることで、周りに心無いことを言ってくる人もいるかもしれませんし、何より自分自身が自信を失ってしまいがちです。

 

ですが、長い人生で、職場が合わないことは誰もがありえることであり、早めに見切りをつけて、自分にあった職場を探せることは、見方によっては幸運なことかもしれません。

 

そうやって新たな一歩を踏み出す際に、自分がルールに基づいて辞めたということが心の支えになることがあります。

 

決してやましいことをしておらず、正当な手順で辞めたのですから、恥じる必要はありません。

 

どうしても、新しい職場で面接をするときに、試用期間で辞めたということがマイナスの印象を与えることは否めません。

 

ですが、辞め方自体は間違っていないのですから、その経験をどうプラスにして、新しい職場で活かしていきたいかを話すことができれば、むしろその人生経験や意気込みを評価してもらえるかもしれません。

 

転職サービスの活用

退職後の新たな職場探しには、知人の紹介だったり、ハローワークだったり、転職サービスなどを利用することが多いと思います。

 

この中で転職サービスの場合、退職に関するアドバイスを具体的にもらえることがあります。

 

守るべきルールがよくわからないといういう場合、転職サービスに登録し、退職についての助言を受けるという活用の方法もあります。

 

まとめ

試用期間という超短期間で退職するには、勢いが必要です。

 

多くの場合、上司や教育担当者は、必死で退職を留まるように説得してくるでしょう。

 

冷静に考えれば、退職せずにしばらく休むとか異動するとか様々な選択肢が見えてきて、退職の意思が揺らぐかもしれません。

 

それで退職を先延ばしにするのも、決して間違いではありません。

 

とはいえ、最初の直観を信じ、退職できる人は、自分がどんな場所で働きたいか、あるいは働きたくないかの基準がしっかりしている人だと思います。

 

そのすぐれた感覚を活かして、自分にとって心地よい職場を見つけることができると信じています。

 

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