看護師の働き方!病院以外で新しい働き方はあるの?
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現在、日本で働いている看護師は准看護師も含めておよそ150万人です。そのうち6割が病院に勤めています。

 

病院の仕事がきつい、残業が多い、給料が少ない

と、多くの看護師が感じていると思いますが、では、実際病院以外の働き方ってどんなものがあるのでしょうか。一緒にみていきましょう。

看護師の働き方!病院以外で新しい働き方はあるの?

診療所

新しい働き方とは言えませんが、診療所で働く看護師はおよそ2割です。

いわゆるクリニックも含みます。

昔ながらの内科小児科〇〇医院や眼科などありますが、透析クリニックや美容クリニックもあり、場所によって、働き方や収入も変わってきます。

 

イメージとしては、診療所は病院でバリバリ働いていた看護師が、結婚や出産などで引退したのち、子育てなどを考慮してパートや時短で働いている人が多いと思いますし、実際そのようなパターンは今でも多いかと思います。

また、美容クリニックの場合は営業成績によって、収入が左右される所も少なくありませんので、単に看護師としてのスキルプラス営業力も必要になるでしょう。

 

一口に診療所といっても様々で、医師の理念に大きく左右されます。認定看護師や様々な専門的な資格取得を促す活気のある診療所も当然あります。

基本的に少人数のスタッフですので、自分にあった職場を探すことが大切です。給与面だけでなく、働きやすさや人間関係なども考慮にいれましょう。

 

訪問看護ステーション

在宅看護はなにかと話題になりますが、実際のところ全体の就業者は2%ほど(厚労省平成24年データ)にすぎません。

ですが、今後まだまだ伸びていく領域だと思いますので、いまのうちに経験しておくとよいかもしれません

 

訪問看護師のイメージとしては、自転車やバイクに乗って、各家を訪問し、バイタルサイン測定、褥瘡処置、入浴介助などをしながら高齢者とコミュニケーションをとる仕事といったものでしょうか。

 

実際そんな感じではありますが、在宅領域で訪問看護師の役割は非常に大切です。

やはり在宅というと、福祉介護色が強く、医療的な知識が乏しいケースがよくみられます。

医師もいますが、日々の様子まではわかりません。

 

そういう中で訪問看護師は利用者の状態を医学的にアセスメントできますから、状態の悪化に早期に気づけたり、医師との連携によって薬の調整を細やかにできたりします。

今後地域の健康維持のためにますますニーズが高まると予想されます。

待遇面では、給与は日勤のみですが、比較的高く設定されているので、病棟で日勤のみで働くよりもよい場合があります。ママナースが多いので、残業もない事業所が少なくありません。

 

ただ、小規模事業所が多いですので、事業所によっては、少人数で回さざる得ず、過労ぎみになっているところも少なくないようです。

また、夜間のオンコールも順番にありますので、どのような働き方になるか、待遇はどうか、教育研修の仕組みは整っているかといった面はよく検討した方がいいでしょう。

 

介護施設

 

2000年の介護保険制度開始後に急速に普及しました。特別養護老人ホームや老人保健介護施設、デイサービス、有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅などです。

施設ではありませんが、訪問入浴にも看護師がいます。それぞれの施設、事業所では、看護師は1~数名と少数しか在籍しておらず、介護職と一緒に働くことになります。

 

高齢者が安心して過ごすためになくてはならない施設であり、超高齢社会の中で高齢者看護やエンド・オブ・ライフケアを実践したい人にはおすすめです。

これも、働きやすさや働きがいなどは事業所によってまちまちです。

 

病院と比べて給与は下がる傾向にありますし、介護職との関係構築も重要な仕事です。

病院では当たり前のことが、介護現場ではまったく当たり前でないことは日常茶飯事ですから、それについていちいち衝突していては、仕事ができません。介護と病院との溝は大変深いものです。

 

ただ、その溝を埋めることができるのも看護師ですから、やりがいのある仕事です。

特別養護老人ホームは入居費が比較的安価なので、応募が殺到しており、常に満床に近いと思われます。

ですので、施設によるとは思いますが、思った以上に多忙で多数の要介護高齢者の食事、入浴、おむつ交換などを怒涛の勢いで進めていく必要があります。

 

そういったあり方が合わない人もいるかと思います。老健はもう少しADLが高い人が多いかもしれませんが、それでも、認知症への対応がある程度できないと難しいと思われるかもしれませんね。

こういった介護施設については、色々な仕事を実際に経験してみるのをおすすめします。

 

看護師向けの派遣などに登録すると、こうした施設、事業所での単発の仕事が多数見つかります。

サ高住や有料老人ホームの泊りの仕事は給与もよいですし、特養やデイサービス、訪問入浴など様々な仕事を経験できますので、その中から自分に合いそうな仕事を探していくとよりイメージしやすいのではないでしょうか。

 

学校

大学や専門学校で未来の看護師を育てる仕事です。

病院から教育方面に進む人は以外と多い印象があります。実習指導者などを経験することで興味が強くなるようです。

専門学校の教員であれば、所定の研修を受けることで、教員免許なしで働けますので、そこまでハードルは高くありません。

 

大学も自分が在籍していた学校の教員とのつながりのなかで就職する人もいます。

大学といっても研究職になるわけではありません。

それでも、病棟より待遇面は上がる人も多いようです。ただ、教育関係の場合、やはり授業準備などの負担は馬鹿になりませんから、注意が必要です。

とはいえ、看護師を育てる仕事というのは大変やりがいのある仕事ですし、病院以外の働き場所としては魅力的な仕事のひとつです。

 

まとめ

ここで紹介した以外にも、治験看護師や保育園看護師、ツアーナースやイベントナース、看護技官、企業看護師など様々な働き方がありますが、それぞれの求人はあまり多くはありませんので、興味のある人は常にアンテナを貼って求人を待つ必要があります。

今回紹介したのは、比較的変わろうと思えばすぐに変われる仕事です。ただ、場所によって働き方や待遇面に差が出てきますし、求められることも変わってきますので、興味のある分野があれば、よくリサーチする必要があります。

病院以外での働き方をどんどん開拓していってくださいね!

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